社長の言葉・・・(企業価値に関して)

たかさんのつぶやき

はじめに

こんにちは、たか(旦那)です。

日々皆さん仕事を頑張られていると思います。会社は社長以下、経営陣の会社運営に大きく任されています。最近は、私自身も周りの人も今後の会社について特に不安に感じています。

今まで社長の言葉をあまり聞く機会がなかったのですが、今年から社長が変わりました!

その方の今後の経営方針の中で「この会社はステイクホルダーに正しく評価されていない!」という言葉がありました。ステイクホルダーとは、会社に関係しているすべての人や企業、官庁などです。

前社長も(もしかすると)そのような発言はしていたかもしれませんが、現社長の言葉を聞いているうちに「良い経営者そうだな~」と漠然と考えていました。

そこで愛社精神がくすぶられたなどはないですが、会社で働くとは何か?から社長がいう会社の評価とは何なのか調べてみましたので、ご参考になればと思います。

会社で働くとは

色々なモチベーションの人がいます。

多様性を認め合う時代なので、色々な思いの人がいていいと思います。

ただ・・・・会社が潰れれば困ります。給料がもらえない・・・

潰れないようにするには企業の価値を向上させていくしかない!

(忘れてはならないのは企業価値の向上は事業継続の手段)

⇒事業継続目的は企業の存在意義を確立して、ミッション・ビジョンを実現するため。

私たちは、会社のミッション・ビジョンを実現するために存在していそうです。

同じ会社の人とは仲良く過ごしたいものです・・・笑

企業価値とは

企業価値とは会社価値と異なります。

よく、ニュースで「株式時価総額は○○億円」というのを耳にするのは会社価値です。

会社価値=株式時価総額=株価+発行済株式数

では、企業価値とは何か。会社価値に実質有利子負債を足したものです。

企業価値=会社価値+(現金、預金)ー有利子負債

少しややこしいですが、結局のところ上場企業はマーケットが大方の価値を決めてくれます。

※未上場の場合はDCF法がありますが、ここでは省きます。

マーケットの価値とは

上場企業は市場で株のやり取りが可能となります。マーケットの価値とは株価のことです。

株式を発行して、投資家からお金を集めて会社の事業に回すというのが株式会社がおこなっていることです。

株価の決定の考え方は2つあります。

①企業の業績や将来性とは無関係に市場参加者の心理の相乗として形成される。

②基本的に株価は将来性は収益性を反映する。

というものです。

①に関して例えば、ミスコン!「一番投票率が高い人を選んだら○○プレゼント!」などがあれば、自分の美人だと思う人より「人気がある人」を選ぶと思います。それが心理の相乗です。

①は短期的に生じるものなので、②に関して書いていきます。

株価の決定

株式会社が事業で得た利益は、原理的には株主のものです。株主は配当を会社からもらうことになります。

株価は、将来にわたって株主が得る配当を現在の価値に割り引いたものになります。(お金の価値は将来の方が安くなります。例えば、現在の100円と明日の100円は価値が違います。)現在価値とは|金融経済用語集 – iFinance

株価とは

株価=将来の配当を株主資本コストで現在価値に割り引いたもの(直したもの)

となります。式で考えると最終的に、

P0 = Σ(Dt/(1+r)^t)

P0:現在株価、Dt:t時間での配当、r:期待収益率、t:時間

となります。これを配当割引モデルと言います。

社長の言葉

「この会社はステイクホルダーに正しく評価されていない!」 というのは、企業価値が正しくい評価されていない=株価が理論株価と現在の株価に乖離があるということなのかな、というのがわかりました。

つまるところ、株主に対し得期待収益率を上げれていないのが原因でありそうです。

そのためには私たちが頑張らないといけないんですね!

最後に

私は技術屋ですが、ファイナンスも知っておこうと勉強中です。

なんだかんだ言って、どこにでもついて回るもんだんだと思います。

社長の言葉も少しだけ理解することが出来たのもよかったと感じています。

ありがとう、社長。

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